私は正社員だけれども、ほとんど派遣と同じなので、
技術研修を受けさせてもらっている点で登録型派遣とは異なるが、派遣先の会社とは、派遣が決定する前に面談というものがおこなわれるらしい。(『ハケンの品格』でもやってたなー、と思う。「面接と同じようなものです」と一ツ木さん(ドラマの中の派遣会社勤務の人材コーディネータ))
その面談ではなく、(ないのかよ)
先輩社員との個別面談が、午後の研修の合間にあった。
いままでも、いかにも上司の人たちとの面談(派遣先云々とは別の)はあったが、今日はいつも指導して下さっている先輩社員というのもあり、少しくだけた感じ。
なので、ぶっちゃけて、
「製図は私には向いていないと思います」と言っておきました。それについて深刻に悩んでいる様子もなかったし。私は自分でそのことに気付いている、ということを表明できてよかったと思っている。
コンピュータのCADについては「出来ないけど楽しい」。これは真実。だけどそっちはどこまで伝わったのか。
私の目的としては、「製図は不向きだと思ってるんです」と正直に話すことで、相手に、いま私が話していることに偽り・飾りはありませんよとアピールし、そ れの延長線上で「できないけど好き」という事実を理解して欲しいと思ったのだけど、あまり伝わっていない様子。なんとなーく、"無理しちゃって"な感が見 えた。
この先輩社員は、役員ではなく、技術畑の人で、ひとまず新人の面倒見を任されたって感じ。だから、現場のこともわかっているのだろうし、(おそらく)リタイヤしてきた人たちをたくさん見ているのだろう。
今回の面談は、先輩社員サンが個人個人と話をしてみたいという思いが発端なのではないかと思う。具体的な答えを聞きたい、というものではなく。
「人間関係はどうですか」と聞かれ、
「あまり付き合っていないので、よくもわるくも…」と答えると、笑っていた。
「親しくしている子とか、いないの?」
私「いないですね」
先輩(笑)
私「ま、親しくしたいと思うような子がいない、という意味にも取れますが」
先輩(笑&笑)
ただし、周りにしたって、私と親しくしたいと思っていない・私は他人から見て親しくしたいと思うような人間ではない、の意味にも取れる。
「住んでる場所って…」
私「Hの、皆が一番たくさん住んでいる建物です」
「女子とか、同じ階にいる?」
私「いると思います、」
「思うだけか…(笑)」
一緒に会社に行ったり帰ったりしないの」
私「今朝は偶然会ったので一緒に行きましたが、いつもはひとりです」
「ひとりですか」
私「ひとりです」
おもしろがられるのは好きなので、不快な気持ちはないのだが、でも、ひとりで行動するのがそんなにおかしいかなぁ。
「たんたんと喋ってるけど、さみしくない?」
私「さみしくないです」きっぱり。
あ、でも仕事はチームを組んでやることが多いって言ってたな!
「大勢で何かするということが苦手なのではないです。やれます。
…ま、でもひとりのほうが気が楽といいますか。
ひとりのほうが好きです」
今時は私のような性質も少数派ではないと思うけど。ま、アレだね。魅力を感じる人がいないってのは事実さ、私の魅力に気付かない人しか居ないってのも事実さ。
「研修で、何か不満はない?」
よーく考えて「ありません」
「本当にない?」
もっと考えて「ないですねぇ」
ちゃんちゃん。なんて実のない面談なんでしょう☆
不満は、私の席がが長机の奥なので、出入りしにくいことと、私が使用させてもらっているPCはちょっと旧いので起動が遅いってことくらいかな。だからあるにはある。でも言うほどじゃない。ああ、寝てしまうのに、一番前ってのが目立って嫌だ。―これは、じゃ寝るな、と返されるのがオチ。
不満なんてね、本当にない。↑あったやん
あるのは自分自身に対してだけだ。
大きな不満がない分、それに留まりきれそうにない自分自身が不安であり、不満である。
今日はめっちゃ顔が腫れていた。ブーな顔でした。
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