ほんとにおもしろいことは竹筒の中に
私は、他人と深く付き合うのが下手なんだろうなあと、思う。
あと、趣味がないので、話が広がらない。相手を退屈させる。私も楽しくない。 世間話を始めても、続かない。 仕事をしていると、同じ職場というだけで、同僚や同期や上司と呼べる相手ができ、 それ以外にもさまざまな人と知り合うことができる。 そして、業務という共通の話題があるので、会話ができる。 その中で、相手のことを知ったり、私のことを知ってもらうことができる。 深く付き合うことに積極的でない私にとって、 業務時間内で付き合う間柄というのは、心地良い。 私は、いろいろと欠けていると思う。 ケチで、身嗜みを整えるのが苦手で、人と食事をするのが嫌いで、 融通が利かなくて、勉強することが嫌いで、生活能力が低く、 冗談が通じなくて、 でも、最近そういう自分が嫌いではない。 そんなことを、母に話したところ、 「職場の人が、今の光を受け入れてくれているからだろうね」 と言った。 ああ、そのとおりだと思った。 母に話すまで、 上記の心の動きは、単なる私のココロの成長と解釈していたけど そうじゃないな。 成長したとして、その成長を促してくれたのは、周りの人(職場の人)だ。 さすがに愛されているとは言えないけれど、 今の職場で、私のパーソナリティを否定する人はいない。 こないだHさんに、あまりのケチっぷりを揶揄されたけれど、 保守のAさんに、服装についてケチをつけられたけれど、 そういうのを含めて、私は今の職場に自分の居場所があると感じている。 私は、私ひとりだったら、 自分のことをこんなふうには思えなかっただろう。 人は、人との関わりの中で、 自分のアイデンティティを確立していくのだと思った次第。 仕事のおかげで、私は世間とつながっている。 PR |
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