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ほんとにおもしろいことは竹筒の中に
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営巣途中で設置箇所に戻していた竹筒を開けると、アリが侵食していた。ずーん↓1卵目は先に回収していたので助かったが、2卵目は卵/幼虫の姿はもはやなく、餌もアリらしく行儀悪く食い散らかされていた。
3卵目まではアリは侵攻していないように思われたが、卵を見ると、なにやら黒い汚れがあった。
案の定、今日見ても孵化しておらず、卵はそのままひしゃげたようになって、…おそらく死亡したと思われる。
アリをいちいち駆除するわけにいかないので、3セル(3つ目の卵と餌)4セル(4つ目の卵と餌)を隔離して、竹筒ごと洗った。アリを水に流す一斉駆除。
ただ、仕切りになっている壁は泥製なので、当然崩れる。跡形もなく(竹筒に若干の痕跡はあるか)。

あのときは(回想風)アリにやられてしまったことで滅入っていて、何がいいとか悪いとか判断がうまくできなかった。
ただ、今同じ状況になったとして、よりよい方法が何かわからない。

壁がなくなってしまった竹筒に、4セル目の卵と餌だけを置き、竹筒を再び元の場所に戻した。

アリが侵食していたのは竹筒奥のみ(つまり、また私が竹筒をきちっとしめていなかったせいで隙間からアリが入ってきたらしい)で、母親バチはきっとアリが巣食っていたことを知らないだろう。
次に戻ってきたときに、奥の壁もなけりゃ卵も餌もない様子に驚いたであろう。

今日、再び竹筒を開けると、昨日置いた卵も餌もなくなっていた。
母親が危険を感じておこなったことに間違いないが、どこへやったのだろう。

また、
昨日は羽化間近の個体の死亡を確認した。
数日前から、“あれ、成長が見られない”と不審・不安に思っていたものの、直視したくなくて放置していた。
1匹ならともかく、6匹。6匹もの死亡を一気に認めることになって、ものすごーく落ち込んだ。
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