ほんとにおもしろいことは竹筒の中に
今日の夕食はキムチ鍋と豚とキャベツの炒め物。
キムチ鍋の中身は・豚バラ肉、キャベツ、エリンギ、ニラ、キムチ、豆腐。炒め物の中身は・豚バラ肉、キャベツ、エリンギ。う~ん、かぶってる。 綿矢りさ『夢を与える』の話。 「まあまあおもしろかった」と書いたけど、書いてから、思い返すと「いやいやおもしろくなかった」と結論が出た。ストーリィは平坦で、じゃあ文章で読ませるのかというとそれはない。退屈なの。ストーリィでいくと、芸能界の著し方がすごくステレオタイプ。まあ、うらやましいって気持ちが大きいのでどうしても嫌味な批評になっちゃうんですって。 川上弘美の『真鶴』を読んで…ああ、これは川上弘美にしか書けないよ、と思った。誰も書けない。文章も、流れも。何が起こるわけでもなく、何も起こらないのでもなく。 でも、会社の上司さんらと本の話をするときに「川上弘美いいっすよ」とは言わない。「東野圭吾読みましたー。今までベストセラ作家だと思って敬遠していたんですけど、読んでみたら面白かったですーー」と言う。 PR |
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