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ほんとにおもしろいことは竹筒の中に
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 私の初恋は小3で、仲のいい男の子だった。
小3の頃、私は男子たちと遊ぶことに目覚めた。
(それまでは女子と遊ぶことが多かった)

男子たちと遊ぶのに夢中であるいっぽう、
その特定の男の子のことが大好きだった。

バレンタインには手作りのチョコレートをあげた。
その出来事の前だったか後だったか、
彼はもっとかわいい女子が好きだと直接彼から聞いた。
バレンタインの前であれば、私の根性は図太いものだし、
バレンタインの後であれば、彼はよほどの無神経だ。

次に好きになったのは小5,6で
やっぱり同級生の男子で
(ちなみに小学校は1クラスしかなかった)
私の友達も彼のことが好きで、
私は自分の気持ちを秘密にしていた。
(といっても、私は態度でバレバレらしく、その友達から「ほんとは好きなんでしょ?」と幾度となく糾弾を受けた)

秘密にしたまま、中学校に上がり、
同じクラスの(中学校は4クラスだった)斜め前の男の子に恋をする。
しかし、彼は同じ部活の女の子が好きだった。
結構仲がいいと思ってたんだけどな、しくしく。
その男子、Gくんは高校もいっしょとなる。

高校1年で(Gくんとは別のクラスだったが)、
周りがバレンタインで浮かれているのに感染した私は、
Gくんに「友達として受け取って」とチョコレートを渡した。

高2に入って、Gくんには彼女ができた。

高2の終わりごろ、私はクラスメイトを好きになった、と思う。
高3になってからだったかもしれない。
(高2,3はクラスのメンバーがほとんど同じだった)
すごく仲がよくなったわけではない。
なぜ好きになったのか、よくわからない。
理科で同じクラスだったからだろうか…誰かを好きでいたかったのだろうか…
きっかけは何にせよ、いったん好きかもしれないと思うと
好きなんだと暴走するのが若さであり(そうか?)、
恋に恋していたこともあるんでしょう(今もな)
手紙を渡しましたよ。ラブ・レター。
だけど返事はきませんでしたよ。ブロークン・ハート。
ただ、それがあまり傷になっていないのは、それほど好きじゃなかったからか、
その後もそれほど彼の態度に失望しなかったからか。
(前のGくんでさんざん傷ついているからな)

大学に入って、E先生に夢中になって、
E先生はさすが大人で、私を傷つけることなく、
―残念ながら受け入れることもなく、
私にとっては、さみしいながら、充実した日々を送っていたと思う。
好きだと言ったことはなかったけれど、
支えになってもらえた。
いや、本当は、実際のところは、もっと支えになってほしかった。
もっともっと頼りたかった。
今考えれば、もう少しうまい頼り方があったのかもしれないと思う。なかったかもしれないけれど。
異性との出会いが極端に少ない女子大で、
外に出かけるでもない閉鎖生活の私が、E先生という拠りどころを見つけることができたのは
本当に感謝すべきことだと思う。
もう少し利用しても良かったかもしれない。
もっと「利用」という意識があれば、もっと受け入れられたかもしれない。
もっと救われたかもしれない。
あわよくば、なんて邪心があったから、ダメだったんだろう。
もっと、大人の男性としての振る舞いに期待してもよかったかも。なんてね。
ま・当時の私はやっぱりいつでもあわよくば、の気持ちがあったから、
しゃーないね。


ああ、こうして振り返ったところで、どうしようもないのだけれど、
私は他人からの好かれ方を全然学んでいないよな。
自分が相手を好き!っていうだけで。

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