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ほんとにおもしろいことは竹筒の中に
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そういや、キリスト教学のM木先生が『氷点』について語っていたなぁ、とドラマを見ながら思い出した(原作者の三浦綾子がクリスチャンだとか)。

何度もドラマ化・映画化された作品らしい。当時も連ドラで『氷点』が始まるらしかった。―Wikipediaによると2001年の夏ドラらしい。そうか、私が大学1回生のときか。じゃあ、1回生前期の『キリスト教入門』で聞いたんだろう。なんとなく、後期のような気がしたけれど―年明けにドラマが始まると聞いたような…記憶が誤っているだけな。タイトルは『氷点2001』。キャストは浅野ゆう子、末永遥(ダレ?)、三浦友和などなど。テレ朝系。
ドラマ化されるのは偶然で、始まる始まらない関係なしに、先生は『氷点』について述べていたと思う。パウロが好きな先生だった。『氷点』も好きだと言っていた。

当時、そのドラマを毎週毎週見る気はなかったし、そもそもキリスト教にも興味なかったし(おい)、テレ朝だし(おいおい)、2001ってタイトルもなんだかな〜
なーんてことも考えず、見るか見ないかすら考えなかった。どうでもよかった。

でも一昨日と昨日放送された『氷点』は見た。2日で『氷点』の内容を消化できるのなら。特に見るものもないし。石原さとみ好きだし。

感想:石原さとみってチャーミングに唇がぶ厚いなぁ。

イチャモンつけるところはたくさんある(作品の内容に対しても、ドラマに対しても)。でも、全部見ちゃったんだから、それなりに引き付けられたんでしょう、私は。

こないだ読んだ小説で、「人間は“自分に甘く、他人に甘い”が正解だ」とあった。
本当に正解かどうかはわからないけれど、
『氷点』の主人公は“自分に厳しく、他人に甘い(語弊があるなら「寛容」「赦す」)”。自分に甘かったら、これほど壮絶なドラマにはならなかっただろうが(この場合の「ドラマ」は2夜連続ドラマのドラマではない)、人生にこんなドラマは必要だろうか。

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