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ほんとにおもしろいことは竹筒の中に
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同期のNくんは、私のことを「おどおどしている」と他人に評したらしいけれど、
うん。私っておどおどしているなあ。
心は、そんなでもない。けっこう度胸もある。
だけど、おどおどしている、自覚あり。あるいは挙動不審。
自分に自信がないからだろう。自分の身なりにも、自分の行動にも、発言にも。だから、テンパっている振りをして、
"テンパってるんでとんちんかんなこと/行動/身なりしててもすみません"なポーズをとっているのだと思う。それでなんとかやっている。今のとこ。

雑務を頼まれることが多く、勉強の嫌いな私は嬉しい。雑務とはつまり短期的な業務だから、すぐに成果が現れるのも私には合っている。だけど、ツール等の大事な教育を放ったらかしておいて、私に成長はあるのか?テンパった「振り」/「仮面」はいまだ腰掛け姿勢に過ぎないのでは?

最近は部屋にいるのが居心地がよく、会社でも早く帰りたいなあと思ってしまう。
始業前、昼休みには図書館で借りた本を読んで何かから逃避気味。
単なるエネルギィの低下でしょう!補給すればきっと元気になれるさー。ほんまかいな。

『転がる香港に苔は生えない』(星野博美)。ノンフィクション。でも彼女が香港で体験しているさまざまな出来事すべてに、彼女自身が、"これはルポルタージュのネタになる"という思いが感じられて、鼻につく(笑)。おもしろかったけどね。前にも書いたけど、香港には住みたくないと思わせる。イギリス領土から返還されて10年(このルポは97年返還前後を描いたもの)。今はどうなっているのでせう。興味はあるが、調べようとは思わない。

『コルセット』(姫野カオルコ)。図書館で借りたんだけど、オビが恥ずかしいよ…
"流れてゆく。
男の子の唾液が私の喉を。
吸いついてゆく。
男の子の指が私の体を。
あるふたつの箇所をのぞいて。"
確かにそういう文章もあるし、そういう文章の多い小説なんだけど、本質はそんなところになーいっ!(ま、姫野カオルコふぁんならそんなオビに惑わされずに購入するのでしょうが(私は図書館派だけど))
性的な描写や性的な場面を髣髴とさせる描写は確かに多いのだけれど、いやらしくない、と、思う。
え?いやらしい?ああ、そう。想像しかできない私には案外美しい文章にしか映りませんでしたヨ。オススメ。
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『過食症の君と拒食症の僕』(THE BOOM)




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