ほんとにおもしろいことは竹筒の中に
婦人公論を立ち読みした。
この時期に合わせて、なのだろう。不妊治療など妊娠にまつわる特集だった。その中で、男女産み分けについての話題もあった。 技術的には、“可能”らしい。体外受精で、受精卵の染色体を調べ、特定の性の卵のみを母親に戻す、という方法。これならほぼ確実なのだそうだ。 しかし、倫理的観点からおこなわれていない。 もう1つ、酸アルカリを用いる方法。膣だか、体内のどこかだか、体内全体だったかもう忘れたが、そこが酸性寄りならどちらかの性、アルカリ性寄りならもう一方の性の子どもが生まれやすい、らしく、服薬だかなんだかの方法で、自分の体質を変える方法。(あやふやなので、興味のある方はご自分で読んでください。)成功率は8割。そう聞くとおお!と思うが、初めから5割の確率なのだから、あまり高いとはいえない(と書いてあった)。ただ、自分の体質が元々酸性だけど、アルカリ性を好む性の子どもが産みたいのなら確率は高いと言えるのかもしれない。ようわからん。 ヒトの性比は、若干オスに偏っているらしい。これはオスのほうが成人になるまでの死亡率が若干高いからと聞いたことがある。 性比には1次性比と2次性比があり、1次性比は生命が性を決定したときのもの(ヒトなら受精時(なのか?)ハチなら産卵時(ハチは輸卵管を通るときに性が決定する))、2次性比は成体になったときのもの。つまり、繁殖能力を持てるまで成長できた雌雄の割合。 よって、ヒトのオスが成人するまでに死亡する割合が高いから産まれたときの個体数はオスのほうが多いというのは理に適っている。ただ、今はもう違うでしょうねぇ。 と偉そうに書いたものの、間違えている可能性が少なくない。2次性比の定義が不安(ただし、まったく違うということはないデス。ニュアンスが微妙に異なるかも)、ヒトに関する話題は多分。。。 要するに(?)、ヒトが子どもの性決定をできるようになったら、あまりよくないだろう、と。そこは神様の領域だと思う。 PR
昨日は予想通り、竹筒にナメクジが入っていることが多かった。ダンゴムシはいなかった。
今年調査を始めて、ついに営巣個体がゼロになった。正確に言えばおとといから<なぜ嘘を吐く? 昨日は、Y先生と英語の和訳の読み合わせ(最近ずっとがんばってたやつ)をやった。つらかった… 「そんなに難しい単語はなかったでしょ」とまず言われた。はい、その通り。客観的に見れば。 なにせ、まず「読む」。英語を読む。そして、訳した日本語を読む。 全然読めない。単語が読めない。Y先生が教えて下さる。アクセントの間違いを指摘される。「辞書にアクセントも載ってるでしょ」と言われる。まとまりで区切るよう指示される。 はぁはぁ。そして、日本語を読む。意訳ではなく、直訳でもいいから意味をしっかり取るよう言われる。日本語がおかしくてもかまわないから、"by"だったら“〜によって”のように、英語はきちんと区別して使われているのだから、そこを汲み取るよう言われる。 訳し始める前に言って欲しかった。どうしても、言葉としておかしいのは許せないので、私は読みやすさを第一に、意訳も混ぜつつ、語順を替えたりしながら訳していたのに。女学院で、同じように英語の論文の輪読をした際は、和訳だけでよかった。それに、一文一文の和訳ではなく、“まとめ”を読むものだった。 確かに、女学院当時におこなっていたのは、その研究内容を大まかに知ることだった。ゼミ生皆に理解してもらうよう発表しなければならなかったし、授業時間90分の間に終えなければならなかった。 昨日は、Y先生と2人で、気がついたら120分間。ああ、これがE先生とだったら…! また、私が日本語訳を読み終えると、次は同じ箇所を先生が読む。先生が読んで、さらに先生が訳す。遅々として進まない。「ここまでが主語で、」といった英語の構造から、「この場合の単独性というのは、」などの専門的なことまで解説して下さる。ありがたいけれど、苦しい。Y先生は決して英語が流暢ではない。が、その分、日本語しか理解できない私には聞き取りやすい。 聞いているけれど、次の段落で読めない単語がないか不安である<確実にあるんだけど。 同じ単語が何回も読めない。同じ単語で何回もアクセントを正される。 昨日で、4ページくらい。全部で15ページ。 先は長い。 講演要旨を書かなくてはならない。15日まで。
金曜日から蒸し暑さが戻った。日曜日の午に雨が降ってから、再び秋らしい涼しさになったものの、この2日でハチが再び活動を始めたのではないかと思ったが、昨日は何も見られず。ただ、気候のせいもあって、半分くらいしか見ていない。
今日も、おそらく竹筒の大半にはまだナメクジやダンゴムシしかいないと思われる。でも行くよ! 飼育個体も、越冬体勢に入った前蛹ばかりで、最近はその子たちの体重は量っていない。あまり干渉しすぎちゃダメかと思って&キリがないから。だから、昨日は早々に調査と測定を終え、パソコンでデータ処理。 はぁ。どうしていつも違う値になるんだろう…。同じデータを使っているつもりなのに。また、1ヶ所訂正が見つかると、統計の基礎を理解していないので、全部やり直さないと不安になる。性比は1:1からずれているのか、いないのか。西宮と高松で何が同じで何が異なるのか。 “性比が1:1からずれているか否か”については、エクセルに数式を代入して計算し、その値(z)を、『生物統計学入門』の付表を参照してpを求める(p<0.05だと有意差あり、で帰無仮説が棄却される)。そういうのをしている自分に酔ったりする(笑)。 昨日からまた一晩帰省して、午(ひる)戻ってきた。 |
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