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ほんとにおもしろいことは竹筒の中に
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タイトル、意味なし。
 
こないだ、季節外れながら『クリスマス・ストーリーズ』というアンソロジー短編集を読んだ。
角田光代と奥田英郎が書いていたので。
そこで島本理生という作家の短編がわりとおもしろかったので、今日はその方の小説を借りてきた。
『大きな熊が来る前に、おやすみ。』という短編集。
結構夢中で読んで、読み終えてしまった。
あまーり私が読まないジャンル、恋愛小説だな。これは。
私が読むのってどういうジャンルが多いだろう、推理小説…か。どやろ。ノンジャンル?なんやそれ。
エンターテイメント系、でしょうかね。

図書館には彼女の著書が何冊もあったので、これは新たな開拓ができたかも!と楽しみであります。
3作収められていたこの本の中でも、特に「クロコダイルの午睡」がツンとしておもしろかった。
が、あとがきを読むと
「読者の方々には、これまでとは少し違った雰囲気を味わってもらいたいと思いながら書きました」
とあり、これはいつもとは違う作風なのか、それは…ちょっと残念かも。こういう雰囲気の作品をもっと読みたいぜよと思った。
ま、これ(『大きな熊…』)が発行されたのが2007年なので、作風もまた変わっていることでしょう。

あと、今日は絲山秋子のエッセイ集も借りてきた。絲山さんの小説は読みたいものが近くの図書館には置いていなくて、同じ市でも遠いところにある。取り寄せてもらうには口頭で頼まなければならず(名古屋の図書館なら用紙に記入してお願いすればよかったのにな)、「『逃亡くそたわけ』をお願いします」と言うのは抵抗がある。
遠くの分館まで足を伸ばすのは抵抗があるので(時間潰しとしては有効かもしれないけれど、ガソリン代がもったいない)、きっと近い将来実家を離れるであろうそのときに、そのときに住む新しい土地の図書館の充実度に期待して!
それにしても今年はまだ2ヶ月足らずで島本理生や絲山秋子と読書の当たり年(いい作品に出会う、より新しい作家を開拓するほうが当たり)かもしれません。
ちなみに去年は発掘!おもしろいで賞(なんじゃそりゃ)の該当作家はいませんでした。
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