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ほんとにおもしろいことは竹筒の中に
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食欲に支配されているなあ、生活や睡眠や飲酒や体調や虚ろな目や表情の乏しさや逆に無駄に明るいところ、きたないところ。摂食障害とはよく言ったものよ。

その割に、本を読むペースが早い。読んでいるのが薄い本、字の大きめの本というせいもあるが、しょっちゅう図書館に寄って、そのたびに返却しては借り、を繰り返しているぞぃ?私は別に読書量で自己満足感を得るタイプではないので、数をこなすことに必死なわけではなく。時間にも気持ちにもそんなに余裕がないはずなのに。

今読んでいるのは、角田光代の短編集『だれかのいとしいひと』。表題作の『だれかのいとしいひと』がなかなかよかった!直木賞作家に対して失礼だけど、すごく"近い"気持ちになれる。登場人物に、ではなく、作者角田光代さんに対して、そう、私もそう表現したいんだよ、と<でも私は小説家にはなれない、ならないよ。なれないよ。

今週は時間の流れが遅い。まだ木曜日かよ<誰にかキレる。
あと1日か、と思いきや土曜も研修があるんだで!ああっもう。その研修の後は飲み会だっつーし。うざい。研修は休日出勤費が出るからしゃーなしとしても、飲み会嫌だなあ。やっぱり研修も嫌だなあ。
1日ずーーーっと寝ていたいなあ。寝てたいな。会社にも行かず、ただひたすら眠り続けたい。

なんで人は太るんか。太らなかったら吐かなくていいのに。食べても太らない薬があれば、私の過食は治まるんじゃないかと思ったこともある。
なんで空腹を感じるのか。食べだしたら止まらなくなってしまう私は、何か食べたいと感じさせる空腹感に腹を立てる。1日に必要なエネルギィの錠剤を飲んで生命が維持できるのなら、空腹感なんか感じなきゃいいのにと思う。
食べる行為がなぜ必要なのか。まぁね、問題なのは行為ではなくそれに執着していることなのだけど。普通の人は太ったりやせたりしながら空腹を感じたら標準的にものを食べ、―感じなくても食べる人は食べ、それで後悔しない。
今の私は、こう言いながら、食べることが楽しみで仕方ない。食べている間が安らかなのだ。
吐かないことは喜びであり、一方で吐くほど食べるその行為を手放せないでいる。
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『過食症の君と拒食症の僕』(THE BOOM)




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